●推奨構成

PC本体
  • OS:Windows 10もしくはWindows 11 (Intel版、32bit版/64bit版、Home版/Pro版) が動作するPC。※1
  • メモリ: 8GB以上推奨。
  • HDD:500GB以上推奨(COAで管理する患者数、画像数に依存します。)
  • グラフィック:SXGA(1280x1024)以上推奨。
  • USBポート(最も標準的なTypeA USB)が使用可能であること。
  • これより低いスペックのPCでも動作いたしますが、推奨構成ですとより快適に動作いたします。
モニタ 17インチ以上推奨。
バックアップ用外付けハードディスク 1TB以上推奨。バックアップに使用されます。
デジタルカメラ 口腔内写真撮影用。口腔内写真の管理にスライドフィルムを御使用の場合はフィルム入力対応のフラッドヘッドスキャナが必要です。
フラットヘッドスキャナ ※2 EPSON GT-X900シリーズもしくはEPSON ES2000、ES2200等(医療用ではありませんが実績がございます) その他のフラットヘッドスキャナでも使用できますが、セファロフィルムの入力可能で比較的安価なものは前記3機種となります。
インターネット環境 COA5自体はインターネット接続は必要としませんが、インターネット接続があればリモートサポートが可能になります。操作説明やトラブル対応時に 早急に対応可能になる他、訪問サポートは有償ですがリモートサポートは無償ですので、費用も抑えられます。 インターネット接続は常時接続している必要はなく、リモートサポートが必要な時だけ接続していただければよいので、インターネット接続によるリスクも最小限に抑えられます。
※1 ARM版Windowsでは動作保証いたしません。ARM版Windowsを使用する場合はご自身で動作確認の上お使いください。
※2 フラットヘッドスキャナは側貌分析・正貌分析において手書きトレースやセファロフィルム等の媒体から入力する場合や歯列分析において模型画像を入力する場合に使用されます。デジタルセファロやIPスキャナをご使用の場合で歯列分析を行わない場合は必ずしもご用意いただく必要はありません。
※お客様の環境にあった推奨構成をご案内いたします。弊社までご相談ください。

●既設PCにCOAを導入する場合の留意点

COAカタログ等に記載されているスペックを下回っていてもCOAは動作いたしますが、既設のPCに導入される場合は、最低限以下の点にご留意ください。
  • 現在、Windows 10、11のいずれかが快適に動作している事。
  • USBポート(最も標準的なTypeA USB)が使用可能であること。
  • SXGA(1280x1024画素)以上のモニタが接続されていること。
  • Cドライブに十分な空き容量があること。 ※
  • バックアップ用としてUSB外付けHDDが必要です。お持ちで無い場合は新規購入してください。
※ どの程度の空き容量が必要かは、登録予定患者数、診療日当りの画像数、他の使用機器の性能などによって大きく変わります。 例えば、側貌分析のみ行うのであれば数十GBでも可能ですが、顔写真・口腔内写真等の管理も行うのであれば100GB以上は必要と思われます。 個別対応が必要ですので弊社までお問い合わせください。Cドライブの容量が少ない場合、設置時に手作業が必要となりますがCドライブ以外の使用も可能です。

●モリタ社製デジタルレントゲン・システムとの併用使用について

モリタ社製デジタルレントゲン・システムのLANに接続して併用使用される場合は、可能な構成と不可能な構成、いくつかの制約等がありますのでご確認ください。

○可能な構成

  • COAは以下の構成においてのみモリタ社製デジタルレントゲン・システムとの併用使用が可能です。
  • COAサーバ用(もしくはスタンドアローン用)に専用PCをご用意いただくこと。
  • 上記COA専用PCをレントゲンシステム用の院内LANに接続可能であること。
  • レントゲンシステム(iView)の端末にCOAクライアントを導入すること。※
※ 一部古いレントゲンシステムはWindows2000を使用しておりますが、COAはWindows 2000をサポートしませんので、そのような端末にCOAをインストールすることはできません。

×不可能な構成

  • レントゲンシステムのサーバにCOAクライアントを導入することはできません。
  • レントゲンシステムのサーバもしくは端末にCOAサーバを導入することはできません。

制約

  • レントゲンシステム端末に使用されているWindowsはかなりカスタマイズされており、ユーザによる自由な操作は制約されますので、一般的なWindows製品とは別物とお考えください。結果としてレントゲンシステム端末上でのCOAの一部機能(画像登録や他ソフトとの連携機能など)も制約を受けます。主な目的が保存した画像データ、分析データの参照であれば問題ありません。
  • レントゲンシステム端末用PCは全体が金属製ケースに入れられている場合があり、CDドライブやUSBポートにアクセスできない場合があります。アップデートの際にいちいち金属ケースを開ける必要があり、現地担当者の協力が必要になるかもしれません。
  • レントゲンシステム端末はそれが故障した際、PCごと回収、HDD初期化しての返却になる可能性がありますので、ユーザにより作成したデータを保存しないようにしてください。
  • レントゲンシステム端末にはキーボードが接続されていない場合があり、キーボード入力を必要とする機能(患者登録等)が使用できない場合があります。